飲酒運転をした後、韓国のクッパ(韓国のスープご飯)料理店を訪れた40代の男性が、偶然隣で食事をしていた警察官に逮捕された。
先月24日、京畿道(キョンギ道)北部警察庁によると、先月28日の朝、飲酒運転の容疑者40代の男性Aが逮捕された。
一晩中の勤務を終えた議政府(ウィジョンブ)警察署の警察官が、クッパ料理店で食事をしている最中に、酔っているように見える容疑者Aが運転席に座るのを目撃し、逮捕した。
当時の店内の防犯カメラの映像を見ると、先月28日の朝7時頃、警察官たちは夜勤を終えて朝食のために議政府のある店に立ち寄った。
その時、警察官たちの目に隣のテーブルの男性の奇妙な行動が捉えられた。Aは注文したクッパが出てきたにもかかわらず、5分ほど頭を下げてうとうとしていた。警察官たちはすぐ隣のテーブルでこの様子を見ながら食事を続けた。
容疑者Aはしばらくうとうとした後、突然立ち上がって食事を始めた。少し後に食事を終えた男性Aは警察官たちより少し早くレストランを出て、すぐに店の前に停めてあったSUVを運転した。
レストランから飲酒状態を疑っていた警察は直ちに車を追いかけ始めた。容疑者Aが中央線を越えて危険な運転をする様子を見て、警察は飲酒運転を確信した。
結局、警察は車を停止させ、容疑者Aから酒の匂いがすることを確認した後、パトカーの支援を要請した。
飲酒測定の結果、容疑者Aの血中アルコール濃度は免許停止に該当する0.053%だった。Aは当日の早朝4時頃まで友人たちと酒を飲み、京畿道南楊州(ナムヤンジュ)から議政府まで約32kmを運転したと調査された。
その後、議政府のクッパ料理店で食事をしている最中に偶然警察の目に捉えられた。
容疑者Aを逮捕した警察は、「その時間に眠っているのはおかしいと思い、中央線を越えて運転するのを見て飲酒運転ではないかと疑い、追いかけることにした」と述べた。
容疑者Aは飲酒運転の事実を素直に認め、警察は彼を飲酒運転の容疑で検察に送致したと伝えられた。
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