スペインのある観光客が、格安航空会社の手荷物の追加料金を支払わないために、思い切ってスーツケースの車輪を引き抜いた。
25日(現地時間)、フランスのメディア「ル・フィガロ」によると、ダニエル・ガルバレスという男性は、スペインのバレアレス諸島で休暇を過ごした後、25日(現地時間)にマラガに戻るためにマヨルカ空港を訪れた。
彼はアイルランドの格安航空会社ライアンエアーで最も安い航空券を予約した。
ガルバレスは機内持ち込み用のスーツケースを持って搭乗口に向かったが、搭乗口で航空会社のスタッフに止められた。
航空会社のスタッフは、ガルバレスの機内持ち込み用のスーツケースが規定より大きいとして、70ユーロ(約12,000円)を支払ってスーツケースを貨物室に預けるよう要求した。
すると、ガルバレスはその場でスーツケースを踏みつけ、スーツケースの車輪4つを手で引き抜いた。
結局、ガルバレスは手荷物の追加料金を支払わずに、車輪のないバッグと一緒に搭乗することができた。これを見ていた航空会社のスタッフは呆れた様子で笑い、他の乗客は拍手を送ったという。
この場面を収めた動画は、SNSなどで高い再生回数を記録している。
ガルバレスは「スーツケースの追加料金を払わないために、何枚も重ね着をしたことはあるが、このような方法を使ったのは今回が初めてだ」とし、「飛行機の運賃よりも、スーツケースを荷物として預けるのにより多くのお金がかかる」とメディアに伝えた。
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