K-POPの代表的な芸能プロダクションJYPエンターテインメントが、2026年1月から全国5都市で練習生公開採用20期オーディションを開催すると発表した。
2026年1月17日の光州(クァンジュ)を皮切りに大田(テジョン)、釜山(プサン)、大邱(テグ)を経て、1月31日から2月1日までソウルで締め切られる今回のオーディションは、「最後の公開採用オーディション」という特別な意味を持っている。
JYPの練習生公開採用オーディションは、過去20年間K-POP業界の代表的な新人発掘窓口の役割を果たしてきた。

今回のオーディションの応募資格は、2008年以降、2016年以前の出生者に限定される。応募者はボーカル、ラップ、ダンス、モデル、演技など計5分野の中で自身が最も自信のある一つの分野を選択して参加できる。
多様な分野の才能を持つ予備芸能人に幅広い機会を提供するのが特徴だ。
応募者募集は去る12月1日から開始され、各地域別のオーディション開催の一日前の午後11時59分までJYPオーディション公式サイトを通じて受付できる。
オンライン受付システムを通じて、全国どこからでも便利に応募できるように配慮した。
具体的なオーディション日程を見ると、来る1月17日に光州 双村(サンチョン)青少年文化の家で最初のオーディションが開かれる。
続いて来る18日には大田DCC大田コンベンションセンターで行われ、来る24日に釜山(プサン)水営区(スヨング)青少年文化の家、来る25日に大邱(テグ)青少年文化の家 コムジラク発電所で各々開催される。
最後のソウルオーディションは、来る1月31日から2月1日までの2日間、中区(チュング)青少年センターで行われる。首都圏地域の高い関心を考慮し、2日間運営するものと見られる。
最終合格者にはJYP練習生になれる機会が与えられる。JYP練習生に選抜されると、体系的な教育プログラムと専門的なトレーニングを受けながらデビューを準備できることになる。

9月9日、イ・ジェミョン大統領が大衆文化交流委員共同委員長にパク・ジニョンJYPエンターテインメント創造性総括責任者および代表プロデューサーを任命したと伝えた。
JYPは公開採用20期オーディション以降は、グローバルオーディションなど多様な形のオーディションで人材選抜方式を転換する計画だと明らかにした。
これはK-POPのグローバル化の趨勢に合わせ、更に多様な国や地域の人材を発掘するという意思だと解釈される。伝統的な公開採用オーディション方式から脱却し、新しい形の人材選抜システムを構築するということだ。
オーディションに関する詳しい情報はJYPオーディション公式サイトとJYPキャスティングチームSNSチャンネルを通じて確認できる。応募手続き、準備物、オーディション進行方式など具体的な内容が案内されており、応募者の便宜を図っている。