プロファイラーのピョ・チャンウォンが自身の職業選択に関わる個人的で痛ましいエピソードを明かした。
9日放送のSBS「アラフォー息子の成長日記」でイム・ウォニ、ユン・ヒョンミン、ホ・ギョンファンがプロファイラーのピョ・チャンウォンと対面した。
その場でユン・ヒョンミンは「プロファイラーという職業がなかったのに、どうしてその道を選んだのか」と質問した。ピョ・チャンウォンはこれに対し、「実は少し痛ましい個人的な理由がある」と衝撃的な過去を打ち明けた。

彼は「1990年6月25日に誘拐殺人事件が起きた。その犯人は私が高校3年生の時に知っていた友人だ。女子生徒で、ホン・スニョンという。死刑判決を受け、刑が執行された」と明かした。
ホン・スニョンは偽の女子大卒業生を装い、幼稚園に通う女児を誘拐した後、殺害した犯人だ。犯行後も平然と電話をかけて身代金を要求するなど、冷酷さを見せた。
ピョ・チャンウォンは「私が確かに知っていて一緒に過ごし、全く異常を感じなかった普通の人間が怪物になっていく過程を解明しなければならないという使命を背負った」と説明した。さらに「その後、イギリスに渡って勉強し、留学中にプロファイリングを知った。それまではプロファイリングという言葉さえ知らなかった。現地で学び、理解したのだ」と付け加えた。
イム・ウォニが「友人がそうなるケースは珍しく、運命的なものを感じる」と述べると、ピョ・チャンウォンは「私もそう思う」と同意した。
