『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』のスター、バラエティ戦略家に変身
ナポリ·マッピアがMBCのバラエティ番組『ラジオスター』で予想外の率直な姿を見せた。
8月20日にオンエアされた放映分では、囲碁棋士イ・セドル、SUPER JUNIORのキム・ヒチョル、クリエイターのチムチャクマン、シェフのナポリ·マッピアが出演する「チムチャクマンではない(落ち着きがない男)」特集が組まれた。

最近、海外メディア「フォーブス」が発表した「2025アジアで影響力のある30歳以下30人」のリストに名前を連ねたナポリ·マッピアは、放送中に「チャ・ウヌ、Stray Kidsの横に自分の名前があって驚いた」と語り、皆を驚かせた。これはシェフからエンターテイナーへと領域を成功裏に拡げた彼の影響力を示すケースであった。
徹底した分析と準備で作り上げたバラエティでのキャラクター
ナポリ·マッピアは『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』に出演する前に『フィジカル100』を20回以上視聴し、徹底的に分析したと明かした。
「分析なしでは生きられない」という彼の告白は、バラエティに臨む真摯な姿勢を示し、これにより「バラエティ戦略家」という新たな異名を得た。
特にブラインド材料として「ガンギエイ」が登場した瞬間を振り返り、「バラエティの神が助けてくれた」と語る一方で、その時の編集アングルまで自ら計算したという告白は、彼の綿密なバラエティ感覚を垣間見るものだった。このような徹底した準備と分析が彼を他と一線を画するバラエティタレントにした秘訣であった。
しかしナポリ·マッピアは、精力的な活動の中でも素直な感情を表現した。「エドワード・リーが番組やCMでスポットライトを浴びる時、時々寂しさを感じた」と告白し、そして「それでもこの分野では僕がナンバーワンだ」と自信を失わない姿勢を見せた。
シェフを超えた多才なエンターテイナーとして
当日の放送でナポリ·マッピアは、料理の代わりに意外な歌唱力を披露した。
過去『覆面歌王』で歌の実力を発揮し、イタリアの歌曲「Il Mondo」を熱唱してスタジオを一瞬にして劇場に変えた。真剣なステージマナーと予想外の歌唱力で会場のすべての人々に感動を与えた。
そして、ナポリ·マッピアはバラエティでの存在感を高めるため、自身のバラエティのロールモデルであるシェフのチェ・ヒョンソクの名言を自ら書き写した名言集を公開した。これは彼がシェフとしてだけでなくエンターテイナーとしても、どれほど真摯に自らの道を切り開いているかを示すものだった。

番組の終盤、ナポリ·マッピアは番組の出演に対する自身の哲学と今後の計画を明かし、「今後は料理だけでなくバラエティでも自分の色を出したい」と決意を示した。