NewJeans宿舎の侵入事件、20代男性に1,000万ウォン(約106万円)の罰金
NewJeansのメンバーがかつて生活していた空き宿舎に無断で侵入し、物品を窃取し内部を撮影した20代の男性が裁判所から罰金刑を言い渡された。
今月23日、ソウル西部地方裁判所・刑事9単独担当のキム・ミンジョン裁判官は、建造物侵入と窃盗などの容疑で起訴された20代のA被告に罰金1,000万ウォンを言い渡した。

キム裁判官は判決文で「A被告は繰り返し建造物に侵入し、物品を窃取した上、内部の写真を無断で撮影しインターネットに掲載した」として犯行の重大性を指摘した。
しかしながら、裁判所は「当時、侵入された宿舎は芸能人がすでに居住していなかったため、直接的なプライバシー侵害の懸念は比較的に低いと判断する」として量刑の理由を説明した。
犯行内容および検察の求刑
A被告は昨年12月、ソウル・龍山(ヨンサン)区に所在するNewJeansの元宿舎を二度にわたり無断侵入した疑いがある。
その過程で、ハンガーやプラカードなどを盗み、宿舎内部を撮影してオンライン上に掲載したことが判明した。
当時、この宿舎はNewJeansが元事務所との紛争の影響で実際には使用していなかった場所であった。
検察は今年6月、A被告に対して懲役1年を求刑したが、裁判所は捜査段階から犯行事実をすべて認め、被害額が軽微である点などを考慮して罰金刑を選択した。
一方、NewJeans(ハニ、ミンジ、ヘイン、ヘリン、ダニエル)は今月7日の午後、ソウル市・瑞草(ソチョ)区のソウル中央地方裁判所で開かれた「ADORによるNewJeans相手の企画会社地位保全および広告契約締結等禁止仮処分」の審問期日に出席した。