俳優イ・ソンギュンを脅迫した風俗店の室長、保釈で釈放
故イ・ソンギュンから巨額の金品を脅し取った容疑で裁判中だった風俗店の室長が保釈されたことが確認された。
今月4日、海外メディア「Newsis」などの報道によると、仁川地裁の刑事控訴3部(チェ・ソンべ部長裁判官)は先月26日、恐喝の容疑で起訴され勾留されていた風俗店の女性室長A(31)について保釈を決定した。

裁判所はAの勾留期限が近づいている中、単なる釈放ではなく条件付き保釈を選んだと伝えられた。
勾留期限の満了による釈放なら制限は一切ないが、保釈の場合は 裁判所が定めた条件を守らなければならないという。
3億ウォン(約3,175万円)を恐喝した容疑と一審判決
Aは2023年9月、「身元不明のハッカーに脅されお金が必要だ」と言ってイ・ソンギュンから3億ウォンを受け取ったとされる容疑 を受けている。
Aは昨年12月の一審で懲役3年6月を言い渡された。その後、今年5月に勾留が3度目の延長となり、控訴審での最後の延長だった。
韓国の刑事訴訟法第92条では、被告の勾留期間を2か月と定め、控訴審と上告審では2か月ごとに最大3回まで延長できると規定している。
保釈されたAは今月16日、身柄を拘束されないまま仁川地裁に出廷し、控訴審判決を受ける予定だ。
同じ日に、イ・ソンギュンに1億ウォン(約1,058万円)を要求して脅し5,000万ウォン(約529万円)を奪った容疑(恐喝・恐喝未遂)で起訴された女優出身B(30)への控訴審判決も行われる見込みだ。