俳優 イ・ジュスン、「100億の資産家」疑惑に対し、機知に富んだ反応
俳優 イ・ジュスンが、自身を取り巻く「100億ウォン(約10億6,324万1,611円)資産家」疑惑について、ユーモアあふれる回答で注目を集めた。
今月21日、彼が運営するYouTubeチャンネル「イ・ジュスンのウィッシュリスト」では「100億資産家? 一人暮らしイ・ジュスンの資産を初公開」と題した動画が公開された。
この動画で、イ・ジュスンは会社の運営に関する噂に対し、「その噂で知られている代表はパンツ社長(韓国語で名義貸し社長)で、僕はレギンス社長だ」とユーモラスに回答した。

続いて彼は、「特に業務は存在せず、僕の主な仕事は『生活』だ。残りはすべて副業だ」と、自らの人生観を明かした。
イ・ジュスンのユーモラスな虚勢はその後も続いた。制作スタッフから「資産があるのにチャンネルを運営する理由は何か」と問われると、「チャンネルを引き継ぐには、しっかり把握しておく必要がある」と答え、さらに「後でGoogleを引き継いでイーグルに変えるつもりだ」という冗談を交え、場を和ませた。
資産運用に関する真剣な助言も
財布公開のリクエストに対しては、「財布はなく、すべてが掛売りだ。僕自身が保証小切手だ」と軽妙な態度を見せた。しかし、資産運用管理の秘訣に関する質問には急に真剣な表情を見せた。
「一生懸命貯金し、投資すべきだ。現金は紙くずにすぎない。昔ながらの方法で家に現金を置いておくと、その価値は次第に下落する。現金に固執すれば、価値はますます失われる。投資するしかない」と助言した。
一方、イ・ジュスンは先月、MBCのバラエティ番組『ラジオスター』に出演し、過去のマルチ商法による苦悩を告白したこともある。

彼は「母が知人を信じてマルチ商法に踏み入れた」と述べ、「それを止めようとしたが、逆に説得され共に参加する羽目になった。結果、家族全員が大金を失った」と明かした。
イ・ジュスンは、2008年の映画『清渓川(チョンゲチョン)の犬(韓国語原題訳)』で俳優として活躍を開始し、その後、SBSドラマ『ピノキオ』、『操作~隠された真実~』、OCNドラマ『ボイス~112の奇跡~』、tvNドラマ『ハピネス』など、個性豊かな演技で評価を得た。
そして、MBCのバラエティ番組『私は1人で暮らす~シングルのハッピーライフ~』で見せた率直かつ突飛な魅力により視聴者の支持を集めた彼は現在、YouTubeチャンネル「イ・ジュスンのウィッシュリスト」を運営している。