朝鮮戦争参戦者のインタビューが話題に
平均年齢90歳を超える朝鮮戦争に参戦した者たちのインタビュー映像が注目を集めている。
最近、韓国のさまざまなオンラインコミュニティで、「注目を集めているインタビュー映像」というタイトルとともに、昨年12月に環境配慮型バスルーム用品ブランド「インフレッシュ(INFRESH)」のに投稿された映像が共有されている。
この映像でインフレッシュは、朝鮮戦争に参戦し、若き日を捧げて国を守った人々に「もしあの時に戻れるとしたら、再び戦争に参加しますか?」と質問した。彼らの回答は驚くべきものだった。
質問を受けたチュ・チョンソクさん(92歳)は「自国を守るためには参戦するしかない」と即答した。その答えには迷いがなかった。同様に参戦の意思を示したクォン・ヒョクケさん(94歳)は「国のために戦うという精神だ」と、その決意の理由を語った。
ホン・ソクボムさん(94歳)は「たとえ死んでも全力で戦わなければならない」と述べ、ムン・ミョンチョルさん(93歳)は「今でも国土を奪われそうになれば、黙っていられない」と答え、命を懸けてでも国を守る覚悟を示した。
戦争英雄たちの躊躇なき答えにネットユーザーが感動
戦争を直接経験したにもかかわらず、冷静で毅然とした態度で参戦の意思を示した彼らの姿に、ネットユーザーたちは深い感動を覚えた。
映像を視聴したネットユーザーたちは「英雄の方々を十分に支えられていない国なのに…命を懸けて守ってくださってありがとうございます」、「おかげで今の韓国があります。心から感謝します」、「とても素晴らしく、尊敬します。どうか長生きしてください」などのコメントを寄せた。
一方、昨年の国家報勲部の統計によると、朝鮮戦争参戦者の生存者は約3万9200人で、平均年齢は93歳に達しているという。
環境配慮型バスルーム用品ブランド「インフレッシュ」は、朝鮮戦争参戦者への生活費前払いカードの提供、エチオピア参戦者への眼疾患手術の支援、フィリピン参戦者への電動車椅子の提供、コロンビア参戦者への支援金の贈呈など、参戦者たちへの支援活動に積極的に取り組んでいることで知られている。