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北朝鮮軍のロシア派兵を受けて韓国が情報収集を強化、ウクライナでの戦術分析と脱北支援に向けた協議を実施

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「韓国の国家情報院の高官、ウクライナに派遣」

ロシアへと派兵された北朝鮮軍に関するニュースが相次いで報道される中、派遣された北朝鮮戦闘部隊の配備地域や実戦運用の実態などを把握するために、韓国の国家情報院の高官がウクライナを訪問予定であることが発表された。

27日、韓国日報は複数の情報を基に、韓国の国家情報院の高官が近々ウクライナを訪問し、常駐分析官・観察団の運営方法について協議する予定だという内容を独自取材し報道した。

当該高官は今月初めにもウクライナを訪問したことがあるという。

対北情報関係者は、韓国日報に「派遣する分析官の適正規模における案については直接協議する」とし「ロシアに派遣された北朝鮮軍兵力第1陣の動きについても、情報共有および協議が行われる見通しだ」と伝えた。

派遣人員の中には対北心理分野の専門家も含まれており、実際に北朝鮮軍捕虜を尋問し、脱北の支援方法についても検討中だという。

先に、ウクライナ軍情報総局長のキリロ・ブダノフは22日、ウクライナ軍が占領したロシアのクルスク州に北朝鮮軍兵力第1陣が到着する見込みだと明らかにした。

クルスク州は昨年8月6日からウクライナ軍とロシア軍の激しい交戦が行われている地域であり、現在、クルスク州の約1,000㎢をウクライナが占領していると伝えられている。

今後、派遣される分析官・連絡官は、北朝鮮軍の戦術および教義、兵士たちの心理状態などに関する情報をウクライナ側に提供する役割を担うようだ。

特に、北朝鮮兵士の脱北および離脱を促すためにウクライナ情報局と協力していくという。

対北情報提供者は、メディアを通じて「現在、北朝鮮内部では派遣に関するニュースが報じられており、国民の反応は良くない状況である。派遣兵士たちの脱北は、北朝鮮の金正恩国務委員長にとって甚大な心理的負担となるだろう」と伝えた。

韓国の国家情報院「北朝鮮、12月までにロシアへと約1万人を派兵する」

韓国の国家情報院は、北朝鮮が12月までにロシアへと約1万人を派兵する予定だという情報を入手し、現在まで総計約3,000名が派遣されたと推定している。

彼らはロシア国内の多数の訓練施設に配備され、現地に適応中だと伝えられた。

派遣された北朝鮮軍は、最精鋭部隊として知られる特殊戦部隊「暴風軍団(第11軍団)」に所属しており、敵の後方へと迅速に移動し、できるだけ身代金価値の高い人質を確保し、今後の交渉に有利な条件を確保するという役割を担っているとされている。

一方、ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は25日、北朝鮮軍が早ければ来週に戦場に配備される予定と述べ「これはロシアの明白な段階的措置だ」と語った。

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CP-2023-0235@fastviewkorea.com

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